今日、愛知・名古屋2026アジア競技大会がいよいよ開幕しました。夜には名古屋市瑞穂公園陸上競技場(パロマ瑞穂スタジアム)で開会式が行われ、名古屋の街全体がお祭りムードに包まれています。日本での開催は1994年の広島大会以来、実に32年ぶりとのことで、地元・名古屋でこの瞬間に立ち会えることを、施術をしながらしみじみとうれしく感じていました。
実はその前日、施術中に「戦闘機のような音」が空から聞こえてきて驚きました。最初は何の音か分からなかったのですが、その後にいらした患者さんが「みんな空に向かってスマホを構えていましたよ、たぶんブルーインパルスの練習飛行じゃないですか」と教えてくださり、ようやく合点がいきました。そして迎えた本番の今日、大会の開幕にあわせてブルーインパルスが編隊飛行を披露したそうです。伏見からもほど近い、栄の久屋大通公園上空を飛んだとのことで、大会初日にふさわしい華やかな演出だったようです。私は一日中院内で施術をしていたため見ることができなかったのですが、保育園に通う子どもは空を見上げることができたそうで、「見れてよかったね」と話しています。
私と空手 ― 松濤館流、黒帯初段の思い出
実は私自身、子どもの頃から空手を習っていました。流派は松濤館流で、黒帯・初段をいただいています。高校生の頃には県大会にも出場した経験があり、当時からどちらかというと「組手」よりも「形」が好きで、同じ松濤館流の大会で何度か優勝させていただいたこともあります。突きや蹴りの一つひとつを丁寧に積み重ね、無駄のない美しい動きを追求する「形」の稽古は、今の施術で大切にしている「体の軸を整える」という考え方の原点になっている気がします。
今回のアジア競技大会には空手競技も実施されると知り、久しぶりに「見に行きたいな」という気持ちが湧いてきました。ここ数年は鍼灸の仕事に集中していて、自分自身の体を積極的に動かす機会がめっきり減っていたので、選手の皆さんの姿を見て、私ももう少し体を動かしていきたいなと感じているところです。テレビや配信でも競技が中継される予定なので、休憩時間にでも久しぶりに「形」の映像を見て、当時の感覚を思い出してみようかなと思っています。
アジア競技大会の空手競技について
愛知・名古屋2026アジア競技大会の空手競技は、9月20日から23日まで、愛知県豊橋市にある豊橋市総合体育館で開催されます。競技は大きく分けて「形」と「組手」の2つで構成されており、組手はさらに体重別の階級に分かれています。「形」は相手を想定した一連の攻防の型を一人で演じ、正確さ・力強さ・スピード・バランスなどを総合的に競う種目、「組手」は実際に二人の選手が向き合い、ルールに則って技を出し合う種目です。
- 形:男子個人形・女子個人形
- 組手(男子):-60kg級・-67kg級・-75kg級・-84kg級・+84kg級
- 組手(女子):-50kg級・-55kg級・-61kg級・-68kg級・+68kg級
日本代表としても、男子個人形に西山走選手、女子個人形に尾野真歩選手、組手では男子-60kg級に橋本大夢選手、男子-67kg級に小崎友碁選手、女子-61kg級に嶋田さらら選手、女子-68kg級に釜つばさ選手が出場されます。かつて自分も畳の上に立っていた身として、これだけの緊張感の中で戦う選手の皆さんを心から尊敬しますし、精一杯応援したいと思っています。
空手も鍼灸も、体の軸を整えることから
考えてみると、空手の「形」も、私が普段行っている骨格筋矯正による鍼灸治療も、どちらも体の軸(重心)を整えることを大切にしているという点で、どこか通じるものがあるように感じます。形の美しさは、体幹のブレのなさや重心の安定から生まれます。鍼灸で骨格筋矯正を行い、体をゼロポジションに戻していくことも、まさに体の軸を取り戻す作業です。姿勢が整うと呼吸も深くなり、自律神経のバランスも整いやすくなります。日々施術をしながら、そんなことをふと思い出した一日でした。
伏見・栄エリアのご紹介
鍼灸院Yurumariのある名古屋・伏見は、今回ブルーインパルスが飛んだ久屋大通公園のある栄や、丸の内にも歩いてすぐの距離です。名古屋市科学館などの見どころのほか、ちゃんとしたお食事が買える美味しいスーパーもあるエリアですので、施術の前後にお食事や観光でお困りの際は、どうぞお気軽にスタッフにお声がけください(笑)。
愛知・名古屋2026アジア競技大会は10月4日まで開催されます。そして10月にはアジアパラ競技大会(アジアパラリンピック)も同じ愛知・名古屋で開催される予定です。空手をはじめ、すべての競技の選手の皆さん、そして大会に関わるすべての関係者の皆さんを、名古屋・伏見から心より応援しています。かつて同じ道場で汗を流した一人として、選手の皆さんが積み重ねてきた稽古が、悔いのない形で発揮されることを願っています。名古屋を、そして伏見を熱くしてくださって、ありがとうございます!