100歳まで現役を貫いた医師、飛松源治先生
鍼灸院Yurumariの代表・太田真梨奈が学生時代に師事したのは、なんと90歳を超える現役のドクター、飛松源治先生でした。お会いした当時、先生は90歳。それでも毎日診療を続け、多くの人を癒してこられた伝説の存在でした。
飛松先生は、あの手塚治虫さんの漫画『ブラックジャック』にも登場すると言われるほどの著名な医師。その存在感と、優しくも芯のある教えは、私たち弟子たちに深い感動を与えました。
飛松先生から学んだ”恕（じょ）”の心
ある日の講座で先生が教えてくれた言葉、それが”恕（じょ）”、つまり「思いやり」でした。
欧米で超長寿を実現した1万人を調査した結果、長生きの共通点は「お金持ちかどうか」「性格が穏やかかどうか」ではなく、「思いやりを持って生きること」だったのです。
飛松先生は、講義のたびに「今日、何か役に立ちましたか？」と一人ひとりに問いかけてくれました。そして、日常でも奥様に「上様に感謝」と言って手を合わせる姿を見せてくれました。本当に実践を通して教えてくださった先生でした。
鍼灸催眠療法と心身へのアプローチ
先生は鍼灸と催眠療法を融合させた独自の療法を提唱されていました。あるセミナーでは、わずか2分の間に私の血圧が劇的に下がるという体験もありました。
これは単なる技術ではなく、”信頼とリラックス”を引き出す力によるものでした。
出産と飛松先生の教え
私自身が出産した時、産院で飛松先生から学んだ鍼灸催眠療法を応用しました。
その経験についてはこちらの記事でもご紹介しています：
先生からの言葉とこれから
日本に帰国した時、飛松先生の訃報を耳にしました。最後に直接お会いできなかったことは残念でしたが、「いいセラピストになりますよ」という先生の言葉を今も胸に、施術を続けています。
先生が教えてくださった”思いやり”と”癒しの心”を大切にし、鍼灸院Yurumariは、皆さまが心身ともに楽になり、笑顔で帰られる場所でありたいと願っています。
名古屋・伏見エリアで東洋医学の施術を受けたい方は、鍼灸院Yurumariへ！
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